医師(医者)の転職理由・きっかけ4選

医師 医者 転職理由 きっかけ

最近は、医師もキャリアアップやライフスタイルに合わせた転職をする人が増加中です。

医師(医者)の転職理由や近年の市場規模はどれくらいなのでしょうか?

今回は、医師(医者)が転職するきっかけ、転職率をご紹介しましょう。

他の医師(医者)の転職理由・きっかけは?

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医師が転職を考えるときは、どんな理由、きっかけなのか気になるところです。

ここからは、聞きたくてもなかなか聞けない医師の転職理由をご紹介しましょう。

転職理由①長時間労働・ハードワーク

最も多かった理由は長時間労働、過剰な業務による負担です。

転職を希望する多くの医師は、週60時間以上の長時間勤務を余儀なくされており、過重労働の傾向があります。

当直やオンコールが続き、ゆっくり休むこともできずに体調が悪くなってしまったり、急性期病院の勤務は体力が続かないと感じる医師は多いようです。

業務の負担を減らしたい方は、当直・オンコールの少ないケアミックス型病院、療養型病院やクリニックへの転職が適しています。

急性期病院の場合は、当直を非常勤医師が入り、常勤医師の負担を減らす病院を選ぶと良いでしょう。

転職理由②家庭・生活事情

家庭・生活事情によって、転職を検討する医師も多く見られます。

結婚・子育てによる転居、家族との時間を確保するために新しい土地で転職活動をするケースです。

これまで働いていた勤務地を離れて新たな勤務先・エリアで転職する方は、地元の医療機関に精通している転職エージェントを活用しましょう。

医師転職もUターン・Iターン転職を希望する人が増えています。

転職理由③経営方針や業務内容への不満

医療機関の経営方針や業務内容の不満解消のために転職を決める医師もいます。

スキルが成熟期に達しているにも関わらず、正当に評価されていないと感じると、転職によってハイポジションを狙う医師も少なくありません。

将来設計を実現させるために、まだ年齢が20代から30代の内に転職したいと考える医師は多いです。

転職理由④スキルアップ・年収アップ

現在の職場では、手術件数の減少が見込まており、専門性を高める環境とは言えない場合も、転職のきっかけとなるようです。

スキルアップと年収アップのためにも、大学病院・医局を辞めて、開業を検討する医師も多いです。

医師(医者)の転職は多い?

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どの業界も、転職回数が多くなると良いイメージは持たれませんが、医師の転職に関しては、ケースバイケースです。

近年の医師転職は増加傾向にあり、明確な転職の理由であれば、5回程度までは気にされることはありません。

例えば、妊娠・出産による退職、キャリアアップによる理由であれば特に問題ありません。

医師(医者)の転職率

厚生労働省の有料職業紹介に関する報告資料によれば、平成27年度で紹介会社を通じて医師転職したケースは約2万件と増加傾向にあります。

医師全体数約31万人に対して、年間約2万件のケースで転職が行われているのは、多いといえるでしょう。

医師(医者)の転職の市場規模は?

医師の転職市場はどのぐらいになっているのでしょうか?

人材紹介会社の手数料徴収の合計金額は平成27年度で約154億円となっており、年々規模は大きくなっています。

医師(医者)の転職はドロッポ(ドロップアウト)?

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医師同士の会話の中で「ドロッポ」という言葉が使われますが、これは「大学医局から離れた医師(ドロップアウト)」を意味しています。

大学医局内でキャリアを積んでいる最中に辞めてしまった脱落者という意味があります。

ドロッポの年齢層は30代後半から40代が多く、経験年数は10年目~20年目に多く見られます。

しかし近年は、医療機関に即戦力として採用されやすい傾向にあり、将来のために働き方を見直す医師が増えているのです。

必ずしもドロッポは脱落者とは言えず、キャリアを前進させるためのきっかけとなることもあります。

出身大学関係なく転職している

転職する医師の出身大学は、特に国立・公立・私立に関係ありませんが、地域によって若干の違いは出ています。

どの大学出身の医師が多く転職しているという特徴はなく、全体的に増えていることは確かです。

転職する医師の出身大学、年齢、性別、診療科、地域は人それぞれ異なります。

転職した医師(医者)の満足率は高い

医師転職すると、満足度は高いのか気になるところです。

全国の病院に勤務する24歳以上の医師を対象とした「勤務医の就労実態と意識に関する調査」(労働政策研究・研修機構)によれば、勤務先の満足度は58.6%となっています。

診療科別に見る満足度は、麻酔科69.3%、産科・婦人科68.7%、放射線科62.3%、小児科61.0%です。

医師は人それぞれ様々な事情があって転職しており、転職後は自身の選択に満足している結果となっています。

医師の転職(採用)の方法は?

 

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医師の転職(採用)の方法は、全病院の75.1%において大学(医局等)への依頼が利用されています。

大学医局の人事で異動する医師も多く、紹介会社を利用した医師の転職も増えてきています。

1位:大学(医局)への依頼

大学(医局)へ個人的に依頼する直接採用は全体の約40%となります。

知人を通じて、直接医療機関へ応募して転職するいしも定番の方法と言えます。

直接応募するメリットは、医療機関に直接労働条件や年収を交渉できることです。

ただし、自分で面接日の設定や退職日の決定など全てのスケジュール管理をしなけばなりません。

忙しい医師はなかなか応募する準備ができずに転職活動が進まなくなることも…。

最低でも、勤務条件、勤務日数・時間、当直、残業や休日出勤の頻度、給与・待遇・福利厚生はチェックしましょう。

2位:紹介会社(転職サイト)経由

近年、医師転職で急増中なのが、紹介会社(転職サイト・転職エージェント)を通じて転職する方法です。

忙しい医師も民間の人材紹介事業者に登録すれば、自分の希望する条件とピッタリ合った求人を紹介してもらえるのがメリット。

従来は、「ネット上で個人情報を渡すのは気が引ける…」という医師が多い傾向にありましたが、今では医師転職全体の46.9%を占めるほど人気は急上昇しています。

転職エージェントは医療業界に精通しており、面接では何を聞かれるか、医師の経験やスキルのアピール方法を知り尽くしています。

希望の条件に合った求人を紹介してくれたり、キャリアアップ・年収アップに繫がる非公開求人の紹介もあるので期待できますね。

コミニュケーション能力が高く、患者や施設の職員と上手く関係が築けると判断されるように、しっかりした面接対策が行われます。

特に忙しい医者やキャリア相談しながら転職したい方、新しい土地で転職したい方におすすめです。

医師の転職は珍しくない【まとめ】

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従来の医師のイメージは、転職する人が少なく、医局を離れることはドロップアウト(脱落者)と呼ばれるほどでした。

近年、医師の将来のキャリア設定が個人によって多様化しており、一概に「転職しない」ことが正解だとは言い切れなくなってきました。

実際に、キャリアアップ・年収アップのために転職を希望する医師は増えてます。

医師免許を取得した後、最初から医局に属さない医師が増えているのもキャリア多様化の流れだと言えます。

今後は、医師転職は当たり前の時代となり、医局を離れることもキャリアの選択肢となる日がやってくるでしょう。

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