
既卒の就活に必要な準備って何でしょうか?
絶対に決めるという気持ちやその仕事を通じて何かを成し遂げたいという思いなど、マインドはもちろん重要ですが、具体的に何を準備すれば良いのでしょうか。

準備不足で内定をもらえるはずの会社に落ちてしまったら勿体ないですよね。今回説明するのは、見た目や話す内容など準備です。
既卒の就活は基本的に新卒の就活と同じような対策が求められますが、どんな準備をすればよい印象を与えられるか見ていきましょう!
- 身だしなみで第一印象に差をつける
- 自分の事を知ってアピールポイントとやりたいことを探る
- 自分が輝ける仕事を広い視野で見つける
- 面接や選考の準備をして内定を獲得する
目次
既卒の就活に必要な準備① 身だしなみ

男性の場合
男性の場合、既卒の就活に必要なものとして「スーツ」「革靴」「鞄」の3つが必要になります。「スーツ」は黒色かもしくは紺色でストライプなどがない無地のものを選びましょう。サイズはジャストサイズを心がけましょうね。
「革靴」は黒色のものを選びましょう。
革靴にはさまざまなデザインがありますがそこまで気にすることはありません。デザインより、面接前にしっかりと磨くことを忘れないようにしましょう。使い古してボロボロの革靴では印象が悪くなってしまいます。
「鞄」はA4サイズの書類が入る大きさの手提げタイプを選ぶと良いでしょう。リュックやトートバックなどは面接の場にはふさわしくありませんからね。
いえ、そんなことはありません。スーツは量販店のものでも綺麗に使えば見栄えは良いですし、革靴も高くて汚れているものより安くてちゃんと磨かれているものの方が印象は良くなります。鞄にしても数千円で買えるもので問題ありませんからね。この他に時計やネクタイなどもありますがまずはこの3つを揃え、徐々に足していくようにしましょう。
女性の場合
女性の場合、「スーツ」はシンプルなリクルートスーツを選べば問題ありません。男性同様、サイズはジャストサイズを選びましょう。ブカブカのスーツは印象が良くないですからね。「靴」に関してはヒールの高さが3〜5センチのものが必要です。が、そこまで高さにこだわらなくてもいいでしょう。極端に高いヒールでなければ問題ありません。
「鞄」も男性同様にA4サイズが入る、肩からかけるタイプの鞄を選ぶのが無難です。おしゃれをしたい気持ちもわかりますがここで紹介している身だしなみは「面接をする」ために必要な装いです。晴れて入社したあと、存分におしゃれを楽しんでください。
また、お化粧に関してですが極力濃くないメイクを心がけましょう。アイラインを引かず、髪型も就活生らしいものにしましょう。もちろん、茶髪はアウトですよ!

おっしゃる通り、就活にはこのようなマナーが多すぎると思います。でもちょっと考えてみてください。みんなが好きな格好をすることが個性を表現していることにつながるのですか?裏を返せばみんな同じ格好をしているからこそ、あえてそこにオリジナリティを付け加えることだってできるのです。ぜひ、あなただけのオリジナリティを発揮して面接官にアピールしちゃってください!
既卒の就活に必要な準備② 自己分析
続いて既卒が就活の準備として行うことは「自己分析」です。自己分析は何のために行うかというと「自分を知る」ためです。
そもそもあなたは何で就活をしようと思ったのですか。
そもそもあなたは何で働くのですか。
そもそも…etc。
このような問答を繰り返すことであなたが働くことを通して何をしたいのかが見えてきます。既卒の方の多くが「何をやりたいのかがわからなかった」から新卒で入社しなかったと答えますが、その原因の一つに自己分析が不十分だったというのが考えられます。
最近は自己分析を手軽にできる本も売っていますし、就活エージェントとのカウンセリングで話していくうちに自分のことがわかったという人も増えてきています。この自己分析を徹底することが既卒が内定をゲットする一歩になるはずですよ。
自己分析をしっかりとして、どんな会社でどんな仕事をしたいのかのイメージをしっかりと具体化しましょう。
既卒の就活に必要な準備③ 業界分析、企業研究
自分のことがわかったら次は「業界分析、企業研究」です。

業界分析というと何か難しいことのように思えますがなんてことはありません。入りたい会社を調べることなんです。
同じようなことをしている企業があったとしてもよく見てみると全然違うことをしている…なんてことは多くあります。さらに、企業が業界においてどのような位置にいるかによって10年後、20年後が大きく変化してきます。あなたの人生です。納得して働くためにもこのフェーズはきちんとこなす必要があります。
自己分析を基に、自分のやりたいことを実現できるのはどのような会社なのか、どのような業界、業種であれば自分の可能性を広げることができるのかをしっかりと調査しましょう。
既卒の就活に必要な準備④ 面接対策
いよいよ就活本番です。これまではざっくりとした就活方法でしたが次からは「内定を取るための」就活方法です。ここまで読んでくださった皆さんは普通の既卒じゃありません。戦う既卒です。どうぞ、この先もじっくりと読んで内定を取れるように頑張りましょう!
履歴書の用意
志望先に提出する書類に「履歴書」があります。企業の中には履歴書とES(エントリー・シート)を兼ねているものもありますがここでは履歴書の書き方をお伝えします。
履歴書はいわば「あなたのこれまでの人生」を書く紙です。一文字一文字、丁寧に書きましょう。
自己PRと志望動機
履歴書が書けましたら次は「自己PR」と「志望動機」を固めましょう。自己PRとは「あなたを紹介する文」のことです。面接官はあなたのことを一切知りません。そのため、あなたのことがわかるような文章を心がけましょう。書き出しは「わたしは〜という人です」などで話し始め、具体的な例を次に持ってくると読みやすくなります。
志望動機はあなたが会社をどれくらい熱望しているのかを示すバロメーターになります。そのため、なぜあなたが志望企業に入りたいのかを丁寧に読みやすく書きましょう。「なぜその企業じゃないとダメなのか」こういったことを意識して書くとより分かりやすい文章になるはずですよ。
グループディスカッション
ここまできたら本当の選考です。ここから先はあなた自身のやる気にかかっているといっても過言ではありません。心してお読みください。
グループディスカッションは3〜5人程度で1つのお題について話し合う選考スタイルです。企業はこのワークを通じてグループの中であなたがどう振る舞うかを判断しています。
例えば、グループディスカッションの中で自分だけ話していたとします。その場合、企業からの採点はマイナスになることが多いでしょう。というのもこの場合、積極性は◎ですが、チームワークが×だからです。会社はチーム単位で仕事をします。そのため、周りのことを考えて行動することが求められるのです。
もし、自信がない場合は話している人の方を向き、ちゃんと相づちを打って聞いていることをアピールしましょう。積極性は△でもチームワークは◯になる可能性が高いからです。
面接対策
そして一番重要なのは面接対策です。既卒の就活であっても新卒と同様に面接が大切になってきます。ここで一番重要なのは「嘘をつかない」ことです。
既卒の就活の場合、面接で空白期間を聞かれた際、つい「司法試験を受けていて…」や「公務員試験を考えていたので…」のように答える人が少なくありません。その場合、あなたはちゃんと答えることができるでしょうか。
多くは答えに詰まってしまい、面接官に嘘をついていることがわかってしまいます。企業の人事担当は毎年数十人から数百人の求職者を見ています。あなたの嘘なんてすぐにわかってしまいますからね。
さまざまな面接対策がありますがまずは「嘘をつかないこと」。これだけを意識すれば、面接がかなり良くなると思います。
まとめ:しっかりと準備して万全の状態で挑もう
今回は、身だしなみ、自己分析、業界・企業研究、面接対策の4つに分けて就活に必要な準備を紹介しました。しっかりと準備をしておくことで、自分にあった企業と出会える可能性や選考を通過できる可能性が高まります。この記事も参考にぜひ取り組んでみてください。
就活中は内定をもらうことに意識が向かいがちですが、最も重要なことは就職した先で生き生きと働けることです。しかし、一人で準備をしていると目の前のことに目線が向かいがちになってしまいます。
そこでCAREE編集部では就活エージェントの活用をおすすめしています。就活エージェントはあなたに合った企業を提案してくれたり、企業との面接の日程調整や選考対策も行なってくれます。さらには模擬面接の練習など、一人ではできないことも就活エージェントがサポートしてくれますよ。
何を使っていいかわからない…という人はまず『ウズキャリ』『DYM就職』などの就活エージェントサービスを使ってみましょう。一度使ってみることでエージェントに対する不安も緩和されるはずです。
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→こちらの記事で既卒向けの就活エージェントの比較を行っています。合わせてお読みください。
就職活動が実りあるものとなるよう、CAREE編集部一同心より願っています。
既卒向け就活エージェント7選!
※このページは2019年5月時点の情報をもとに作成しています。
【既卒向け】おすすめエージェント比較ランキング7選【早見表】
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