
春のこの時期に何もしていないと「わたしって正社員になれるの?このままずっと非正規雇用なの!?」と考え込んでしまいますよね。結論から言えば、既卒になっても正社員の就職をすることは十分に可能です。でもそれには「あること」が必要なんです…!
こんにちは。みなさんの就職を応援するWEBメディア「CAREE」編集長のサムです。私はこのメディア運営を通し、さまざまな仕事に関わる悩みと向き合ってきました。その中には「既卒なのに何もしていないけど大丈夫かな?」という質問も多く寄せられてきました。
この記事では、既卒が正社員の内定を獲得するべく、CAREE編集部が編み出した秘訣をご紹介します! わたしたちも精一杯サポートいたしますので一緒に頑張りましょう!
目次
既卒で何もしていない場合、就職を諦めるべき?

新卒で頑張って就活をしたけど内定を獲得できなかった人、就活せずに卒業した人は「既卒」になります。既卒でアルバイトも何もしていない場合は、就活を諦めるべきなのでしょうか?
就活しても既卒になった理由を聞かれて上手く答えられず、「失敗しそう…」と悩む方は多いかと思います。
しかし、実際は既卒でもニート期間があったとしても正社員に採用されるチャンスは十分にあります!
実際に、大企業や有名企業も積極的に既卒を採用する傾向にあるので諦めるのは早いですよ。
既卒は3年目まで。それ以降は中途扱い
既卒にチャンスがあるのは、一般的に学校卒業後3年以内までです。
正確な上限があるわけではありませんが、多くの企業は卒業3年目までを既卒とみなしています。
例えば、大学を22歳で卒業した場合、25歳までは既卒として採用されます。
3年を過ぎると中途扱いとなり、中途採用から応募する必要があるので要注意です。
27歳になると卒業してから5年経っているため、既卒にはならず中途採用に該当します。
中途採用では、それなりに経歴やスキルなど即戦力が求められますので、社会人経験がない既卒には厳しくなります。
既卒であっても就職は可能
既卒は就職した経験がなく、社会人経験がないため、企業からみると新卒に近い存在です。
就職するタイミングは遅れたものの、フレッシュは社会人となるので、教育のしがいがあり、将来性もあります。
昔は既卒になった時点で「正社員にはなれない」「大企業は難しい」と言われていました。
しかし、最近は少子高齢化の影響もあり、就職市場において既卒の市場価値が高まっているのです。
多くの企業は若手の人材を確保するのに苦労しており、新卒だけでは人手が足りない状態にあります。
実際に、大企業や有名企業も既卒を積極的に採用しているケースは多くあります。
職歴がない既卒でも大企業や有名企業に正社員として採用されるチャンスはあるので、諦めたらもったいないですよ!
既卒は何からするべき?就職を成功させるための手順

既卒になったら何から就職活動をすべきでしょうか?
ここからは、既卒の就職成功のポイントをご紹介しましょう。
① 既卒は就職サイト・就職エージェントに登録しよう
まずは、転職サイト・転職エージェントに登録することをおすすめします。
最近は、若手人材を確保するために「ポテンシャル採用」と呼ばれる採用枠が設けられています。
若手の将来性を見込んで、積極的に既卒を採用する企業が増えているのです。
実務経験や経歴・スキルは問わず、既卒でも採用されやすいので要チェック。特に、既卒者専門サイトの「ウズキャリ既卒」は86%の内定率、「ハタラクティブ」は80%の内定率を出しています。可能性がある既卒だからこそ、さまざまなサイトを駆使し、内定を目指してくださいね。
② アドバイザーとの面談を行い、自分を知ろう(自己分析)
既卒の場合は、就職活動の面接で初めて社会人と真剣に話す機会を持つ方が多いはず。
既卒の自己分析は客観的に見つめて、事実と反省点、意気込みを盛り込む必要があります。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは転職サポートのプロです。
採用されるためのノウハウを知り尽くしているので、既卒が気をつけるべき自己分析をアドバイスしてくれます。
就活を通して学んだことや感じたことなど、上手に自己分析に取り入れると説得力が増すでしょう。
③ 受けたい企業を絞ろう。業界研究、企業分析
業界はどんな特徴があり、企業は何が強みなのか事前にしっかり把握することが重要です。
事前に研究しておくことで、どれだけ本気なのか意気込みをアピールすることができます。
既卒は新卒よりも業界・企業研究に当てる時間が多くあるので、徹底的に調べましょう。
他の応募者よりもマメな業界・企業研究をすることで入社意思を伝えることができます。
④ ひたすら面接練習。言いたいことを自分の言葉で話せるように
初めての面接は誰もが緊張するものです。
伝えたいことや自己PRをしっかり伝えられるように面接の練習をしておきましょう。
転職エージェントではキャリアアドバイザーが業界・企業別の模擬面接をしてくれるので役立ちます。
定番の質問やこれまでのデータから的確な面接対策を行います。
自己PRが何もない既卒向け!就活で使えるテクニック

社会人経験がなく、経歴・スキルがない既卒は何を強みにアピールすれば良いのでしょうか?
面接官は、社会人経験のない既卒には経歴・スキルは求めていません。
大事なのは自分の強み、これまで学生時代や空白時間に学んだ経験や成果を伝えることです。
では早速、強みをアピールする3つのテクニックを見ていきましょう。
① 自己PRは自分の体験と合わせて話す
自己PRは大学時代に頑張ったアルバイト、サークル活動、ボランティア活動など、自分の体験に合わせて話しましょう。
既卒になってから感じたこと、一番頑張ったことを思い出して、「何を学んだのか」を自分なりの観点で伝えます。
特別な体験をしなくても自分が感じて学んだことが何かあるはずです。
何か体験したことから何かを学び、自己成長したポイントを上手に伝えましょう。
② あえて空白期間のことを話してみるのも◎
既卒になって空白時間ができたことはプラスに転じて話してみるのもテクニックです。
「営業職を目指すにあたり、コミニュケーション能力を高めるために、接客業のアルバイトをしました。アルバイトを通してお客様に感謝されるやりがいを感じました。入社してからも人の役に立つ気持ちを忘れないようにしたいです。」
空白時間に何をしていて何を感じ、何を学んだかを具体的に盛り込んで伝えると良いですね。
③ 自分の長所×会社の目指すビジョンで話す
自分の長所は会社の求める人物像にピッタリ合うことを話すことも重要です。
職種によって、企業が求める人物像はコミュニケーション力、チャレンジ精神など様々です。
会社はどんな方向性を考えていて、どんな人材を求めているのか事前に研究しておきましょう。
ホームページの採用ページに掲載されているビジョンや目標をチェックしたり、転職エージェントに近年のデータを聞くと良いですね。
自分は会社の目指すビジョンに貢献する人材であることを積極的にアピールしてください。
入社してからは、会社の研修にて将来管理職になるために必要な能力を養うために人材育成が行われます。
自分が入社したらどれだけ企業に貢献できるか説明すると、優秀な人材だと判断されて採用されます。
まとめ:何もしていない既卒でも就職はできる!
今回は、既卒が就活を成功させる秘訣をご紹介しました。
既卒は、「新卒の就活を失敗した」と引け目になりがちですが、自信を持って臨むことが大切です。
近年は、新卒を十分に確保できない状況により既卒の存在価値が高まっています。
自己分析や業界・企業分析を徹底的に行い、明るく前向きな態度で面接に臨みましょう。
転職エージェントを利用すると、自分では分からない強みやアピールポイントを引き出してくれます。
就活は一人でやるよりも、大勢を巻き込んだ方が効果的な場合もあります。何を使っていいのかわからない人はまず、『ウズキャリ既卒』や『マイナビジョブ20’s』、『ハタラクティブ』などの大手の転職エージェントサービスを使ってみましょう。下の記事でそれぞれの就活エージェントを比較しています。合わせてお読みください。
ローマは1日にしてならず。焦らず、じっくりと頑張ってくださいね!応援しています!
CAREE編集部一同
既卒向け就活エージェント7選!
※このページは2019年5月時点の情報をもとに作成しています。
【既卒向け】おすすめエージェント比較ランキング7選【早見表】
ランキング順位 | 就活エージェント |
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ウズキャリ既卒 |
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DYM就職 |
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4位 | いい就職.com |
5位 | マイナビジョブ20’s |
CAREE編集部
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