5年目の看護師が抱える「辞めたい」理由|転職決断のチャンス?

看護師 辞めたい 5年目

看護師も5年目となると、仕事に対する向き不向きや、ライフプランとの両立問題が浮かんできますよね。

もしあなたが今仕事を辞めたいと思っているのなら……

転職を前向きに検討してみませんか?

キャリアと吸収性を兼ね備えた5年目看護師は、転職に最適です。

今回は5年目看護師が辞めたいと思う理由や、転職の具体例をご紹介していきます。

5年目転職の具体例

5年目におすすめな転職サイトは?

目次

5年目までの看護師の離職率

5年目までの看護師の離職率

実際、看護師の離職率はどのくらいなのでしょうか。

2019年の日本看護協会による調査だと、年間約10人に1人という結果が出ています。

●2017 年度の正規雇用看護職員離職率は 10.9%で、前年度比プラスマイナスゼロ
●2017 年度の新卒看護職員離職率は 7.5%で、前年度比 0.1 ポイント減

引用元:公益社団法人 日本看護協会 広報部.「2018年病院看護実態調査結果」

全体の離職率の中の、7割は新卒看護師が占めているのですね。

また2012年の同協会による調査では、通算経験年数別に離職率が発表されています。

通算経験年目・5年目・7年目の看護職員の離職率

通算経験年数3年目 12.8%
通算経験年数5年目 12.6%
通算経験年数7年目 10.6%

引用元:公益社団法人 日本看護協会.日本看護協会調査研究報告<No.85 2012>

年数が長いほど、離職率が下がっている傾向にあります。

全体の離職率のなかで新卒の比率が高いのも納得ですね。

5年目の看護師に多い「辞めたい」理由とは?

5年目の看護師に多い「辞めたい」理由とは?

それでは、5年目の看護師が辞めたいと思う理由はなんなのでしょうか。

ひとつひとつ、具体例からみていきましょう。

チームリーダーや後輩指導での苦悩・ストレス

5年目となると4年分後輩ができるのもあり、チームリーダーや後輩指導など、責任が要されるポジションになります。

やる気のない後輩や、師長からの厳しい要求など、現場で信頼があるからこそ、ストレスにぶつかってしまうことも…。

最近の新人さんは、全員ではないとは思いますが、”やってもらえて当たり前””できなくて当たり前””なんでも先輩がやってくれる”と思っているのか、責任感や学ぼうという姿勢が見られず、何度も同じことを指導しても覚えない、少しきつく注意されると泣いてしまいます。これは私以外が指導をしても同じです。

引用元:Yahoo!知恵袋

積極性のない新人にばかりあたってしまうと、教える側は大変ですよね…。

変わらない人間関係・人手不足が続く労働環境

1~2年目までは人間関係に不満があっても、もう少し様子を見ようと思えますが、

5年目になっても不仲な人間関係が続くと疲れてしまいますよね。

また、医療現場は人手不足が続きやすい環境です。

常に忙しく、仕事量の多い労働環境が5年続くことで、転職を考えるパターンもあります。

仲の良かった同期の転職

5年目となると、仲の良かった同期ナースが退職・転職してしまうことも少なくありません。

10人いた同期は全員辞めており、このまま必死に働くモチベーションが維持できません。しかし、大きな組織にいる分恵まれた環境でもあると思うので辞めるのは勿体ないとも思います。

引用元:発言小町

入った時から一緒で、気兼ねなく仕事の話が出来た同期が辞めてしまうのは、寂しいですよね。

また、自分と同じように待遇面や人間関係に不満を持っていた同期が転職に成功していると、さらに転職を考えたくなります。

看護師を続けることへの不安

人間関係や立場的な問題よりも、看護師という仕事自体を続けることが不安になってしまうパターンです。

5年も続けてると、自分がその現場・仕事に向いているのかがハッキリしてきますよね。

現在総合病院で看護師として働く20代の女です。次の春で5年目になるのですが、仕事の忙しさ、年々減っていく人、ボーナス…人間関係もろもろ、心身ともに疲弊しています。
ですので退職を考えています。

引用元:発言小町

仕事の忙しさや待遇面から、看護師自体の仕事を辞めたいと考える人も、少なくないようです。

5年目となるとまだ20代ですし、看護師以外の仕事にもチャレンジしやすいのではないでしょうか。

プライベートを充実させたい気持ち

27歳前後の看護師5年目は、適齢期なのもあり、結婚が理由で退職される人が多いです。

夜勤や残業の多い現場ですと、なかなかプライベートまで充実させるのは難しいですよね。

夜勤のない美容クリニックやデイサービスの仕事、看護師以外の仕事に転職することで、プライベートの時間が持ちやすくなることも。

自分の中で形成された看護観・今後のキャリアイメージ

とりあえず就職し、5年続けてみたものの…もともと希望の現場ではなかった場合や、もっとほかにやってみたい看護師の仕事があった場合。

5年間となると、一定の現場で長く続けられる証明が出来ますし、希望の分野や病院に転職するチャンスです。

看護師としてのステップアップのために、前向きな転職を検討しましょう。

5年目の看護師が考えてしまう辞められない事情……?

5年目の看護師が考えてしまう辞められない事情……?

辞めたいという気持ちはあるものの、なかなか転職まで踏み出せない…。

そんなふうに悩む、5年目の看護師の事情をご紹介します。

プリセプティやチームメンバーを投げ出せないと思う気持ち

5年目看護師は、新人看護師『プリセプティ』を指導する『プリセプター』として活躍する人も多いでしょう。

まだ業務のことを分からないプリセプティやチームメンバーを投げ出して辞められない…

と、5年目ならではの立場による責任を感じてしまうことも…。

しかしあなたが退職しても、別の看護師がプリセプターとして指導する側に回ります。

後輩や企業を思いやる気持ちは大切です。

しかし現役の今しっかりと自分の務めを果たしているのなら、退職することはなにも投げ出しているわけではありません。

働き慣れた職場を離れる不安

新卒から5年間働いていたなら、職場のことも仕事の流れも頭に染みついてますよね。

働き慣れた環境を離れて、新たな職場に踏み込むのはなかなか勇気が要ります。

しかし、今の職場も最初はなにもかも分からない未知の世界だったはず。

週に長時間通い続けていたら、新たな職場に馴染むのもそう時間が掛からないでしょう。

寧ろ、新たな環境で働く変化を、人生の転機として楽しんでみてはいかがでしょうか。

人手不足の職場で自分が抜けることの申し訳なさ

忙しい病院勤めのなか、自分も同僚も毎日ぐったり……

この環境から抜けてしまえば、みんなに迷惑が掛からないか心配…。

そんな風に人手不足を気にして退職できない看護師もいます。

しかし、人手不足なのは企業の運営の問題であり、あなたの責任では全くありません。

もしあなたが転職を希望してるなら、自分の意思を犠牲にしてまで運営側の問題を背負うことはないでしょう。

勤務年数が与えるボーナス・退職金への影響

退職金制度のある勤務地では、大体、月給や勤務年数により支払われる退職金が異なります。

5年目でも安心して退職できるくらいには貰えることが多いですが、10年目となるとまた金額が変わります。

退職金の金額のことで辞めるのを躊躇っている場合は、今の段階で退職したらどれくらい貰えるのか、一度確認してみましょう。

5年目の看護師だからこそ「辞めたい」気持ちを放置しないで

5年目の看護師だからこそ「辞めたい」気持ちを放置しないで

もしあなたが「辞めたい」と強く思っていても、上記で紹介したような理由で無理して続けてるなら…

辞めたいと思う気持ちを放置せず、自分の未来を踏まえてしっかりと向き合ってみましょう。

そもそも、あなたは看護師の仕事自体が辛いのでしょうか?

それとも、今の人間関係や、労働環境が辛いのでしょうか?

もし看護師の仕事が辛いなら、20代の今、他の業種に転職を目指すことも可能です。

しかし看護師の仕事にも、病院、老人ホーム、健診センターなど様々な業務がありますので、せっかく取得した国家資格を活かして、ほかの業務を経験してからでも良いのではないでしょうか?

看護師の仕事ではなく、人間関係や残業・休日出勤など現場の環境がストレスになってる場合は、転職で楽になるケースが多いです。

どちらにせよ、現状を打破する解決方法は必ず見つかります。

あなたの人生のためにも絶対に我慢し続けないでください。

「辞めたい」悩みが転職で解消できるなら「前向きな転職」を考えよう

「辞めたい」悩みが転職で解消できるなら「前向きな転職」を考えよう

5年目の看護師は、今までのキャリアが評価され、今よりも良い待遇の現場に転職できるケースが多いです。

一つの現場で長く続けた実績、5年続けた分の退職金、20代という柔軟性……5年目の看護師は実は転職にとても適しています

辞めたいという気持ちが転職で解決できるのであれば、前向きに検討してみましょう!

今まで5年間、頑張ってきたあなたの未来には、選択肢が豊富にあるはず。

5年目の看護師はどのような転職を検討すべき?

5年目の看護師はどのような転職を検討すべき?

転職活動でつい焦って勤務先を決めてしまうパターンもありますが、転職は今後の人生の分岐点となるため、慎重に行う必要があります。

まずは、どうして転職したいのか、今の現場のなにが不満なのか、今後どうしていきたいのかを、しっかりと自分の中で整理してみましょう。

仕事仲間や家族、友人に相談することも大切です。

今の現場を辞めたい、と思いながら続けている現状は、精神的に余裕がなくなっているかもしれません。

しかし、長い目でキャリアプラン・ライフプランを考えて、転職活動に向きあうことが重要です。

①キャリアプランを意識した転職の具体例

今後も看護師としての仕事を続けていきたい人が、キャリアプランを意識して転職するパターンです。

看護師としての仕事の幅をより広げたい、と高い意識で仕事に取り組む方が検討されます。

新卒から2年間は外科系の混合病棟(産婦人科、泌尿器科、耳鼻科、整形、形成、外科、皮膚科)で勤務していました。
患者さんは糖尿病や心疾患などの内科疾患を合併している方が多く、内科系を勉強したくて透析に転職しました。
看護師としては3年目です。

透析は急変も多く患者さんとのかかわりも難しいですが、やりがいを感じられているので自分では合っているのかなと思います。
もともとそんなにテキパキしてないマイペースタイプなので内科系のほうが合っているのか?と思います。

引用元:発言小町

転職することでより多くの看護師としての知識が身に着き、さらに現場の向き・不向きも分かりますね。

やりたい業務や行きたい病院があるなら、前向きに転職を検討し、より多くの経験を積んでいきましょう!

②ライフプランを意識した転職の具体例

結婚・出産などライフプランにより転職・退職をされるパターンです。

看護師5年目~7年目は結婚が理由の退職が多いですが、子育てが落ち着いてから、働きやすい形で看護師業務を再開する例も。

看護師で5年間ほど県立病院で勤務(その間、結婚し産休、育休もとりました)。

その後専業主婦主婦を5年経て、離婚後、夜勤のないデイサービスの看護師として勤務。

そして、今年の6月からは「治験コーディネーター」として働いています。

基本的には土日祝日休みで、勤務は9~18時。病院での医療行為はまったくなく、仕事内容のほとんどがPCなどでの書類作成で、座って出来ることが多いです。年に何回かは学会(勉強会)出席で出張がありますが・・・

給料は26万円(税込み)です。夜勤がないし子供がいても働きやすいです。

引用元:発言小町

うちの母の話ですが、29歳のときに結婚の為退職し、30、32で私と弟を産み、私が小学校入学まで専業主婦をしていました。

私の小学校入学と同時に個人医院のパートで復職し、数年後に国立病院に転職、数年前にその国立は私立になりましたがいまだ正社員で現役、日勤当直もこなしています。

引用元:発言小町

ライフスタイルに合わせて、雇用形態や勤務状況の応用が効くのが、看護師の仕事の良いところですね!

辞めたいけど、いずれ仕事を復帰したい……という方も、安心ではないでしょうか?

③看護師以外の道を意識した転職の具体例

看護師の仕事をしているうちに、ほかにチャレンジしたい仕事ができたパターンです。

そのような看護師の相談に、このような回答がありました。

私の周りは3~6年、急性期の病院で働いた後に海外での仕事や全く別分野へ挑戦している看護師仲間が沢山います。

病棟の先輩には、一旦離職したあとに30前半で復職した人もいました。

そんな周りの人を見て、一旦離れてもいつでも就職先を選べる程需要が多いのはこの資格の魅力だと思います。大学の同期には人生の保険的な目的で資格をとり、とりあえず数年働いてから自分のやりたいことに挑戦している人もいます。

引用元:発言小町

看護師は国家資格と、実務経験があれば、一度離職してもまた復帰しやすい仕事です。

一つの現場で5年間勤務した、という実績はどんな職種においても高く評価されることでしょう。

看護師の仕事に縛られず、自分の意志に正直になり、やりたいことにチャレンジしてみましょう。

5年目の看護師におすすめできる転職サイト

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次に看護師におすすめな、求人案件が充実した転職サイトをご紹介します!

より多くの求人情報をチェックして、理想の転職先を見つけましょう◎

看護roo!

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転職が初めてで不安な方、待遇の良い転職先を見つけたい方におすすめなのがこちら。

今より待遇の良い現場に行きたい5年目看護師におすすめな、好条件な非公開案件が多くそろってます。

また、最強の転職マニュアルがもらえたり、転職サポートがとても充実しています。

初めて転職する5年目看護師にピッタリな転職サイトです。

看護のお仕事

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こちらは、求人案件が12万件と非常に豊富で、しっかりと転職先を吟味できます。

さらに、担当コンサルトが病院の内部事情に詳しいのがポイント。

5年間変わらない人間関係や、現場の雰囲気に馴染めない方は、こちらを利用して快適に働ける勤務先を見つけましょう!

5年目の看護師の転職メリット・デメリット

5年目の看護師の転職メリット・デメリット

最後に、5年目の看護師が転職するメリットとデメリットをご紹介します。

5年目看護師の転職はメリットだらけ?

2年目や3年目の看護師と比べて、5年目となると看護師としてのキャリアが証明できます。

転職先では評価され、さらに、新しい現場でも自信をもって仕事に取り組めるはず。

5年分働いた退職金がきちんと支給される現場では、気持ち的にも余裕をもって転職活動に臨めるでしょう。

10年や15年と比べると継続年数は少ないですが、だからこそ新しい職場でも適応できる柔軟性も期待されます。

「辞めたい」というモヤモヤを解消するチャンス、新しい世界に飛び込むチャンス、それがまさに5年目です。

5年目看護師の転職にデメリットはない?

逆に、5年目看護師の転職にデメリットはあるのかというと……

ないと言っても過言ではないでしょう。

働きなれた職場を離れる不安はあるかもしれませんが、それはデメリットではなく、あなたの気持ちの問題です。

今の職場で築きあげたスキルと人間関係を自分のものにして、希望の転職先へ突き進む力にしましょう。

強いて注意点を挙げるなら、退職理由を明確に用意しておくことです。

面接官に聞かれたときに、シンプルに的確な理由を話せるようにしておきましょう!

5年目の看護師は大きな分岐点、「辞めたい」気持ちとしっかり向き合おう

5年目看護師のあなたがいま辞めたいと考えているなら…

その気持ちを放置しないで向き合ってみてください。

転職は、今後のライフプランとキャリアプランを考える大切な機会です。

長い目で人生と向き合い、前向きな転職を検討してみてくださいね。

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fumi.s

2016年よりビジネス分野、美容分野を中心にライター活動を開始。ビジネスイベントの取材や広告・美容メディアなど、多数のweb媒体で執筆中。

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