薬剤師になるには?なり方と薬学部のある大学の選び方3選

これから薬剤師を目指したいけど、具体的にどう大学選びをすれば良いのか悩んでいませんか?

薬剤師免許の国家資格を取得するまでに、大学では年次ごとに何を学ぶのか知っておきましょう。

この記事では、状況別に薬剤師になるプロセス、なり方を解説していきます。

薬剤師になるには?なり方を徹底解説

ここからは、薬剤師になるには?なり方を解説していきます。

ステップ①大学・大学院

薬剤師になるには、6年制の過程を経て卒業した後に、薬剤師国家試験に合格する必要があります。

約半年間の薬局実務実習と病院実務実習を受けて、晴れて薬剤師となるのです。

これから薬剤師の資格を取得したい方は、6年制の薬剤科がある大学に入学することが必須条件です。

薬学部には6年制の学科と研究者養成を目的とした44年制の学科コースがあり、4年制コースはその後に大学院2年間にも通う必要があります。

薬学部がある大学は私立大学と国立大学があり、難易度は偏差値50くらいです。

ステップ②国家試験

大学の薬学部で6年間の薬剤師養成課程を修了すると国家試験を受ける資格が与えられます。

試験の内容は物理、化学・生物、衛生、薬理、薬剤などの薬学の専門知識のほか、法規や倫理など幅広い分野から問われます。

薬剤師国家試験は全国の都市部で年1回実施され、試験に合格すると、薬剤師として申請可能です。

厚生労働省の薬剤師名簿に登録されたら、無事に薬剤師免許を取得できます。

【状況別】薬剤師になるには?なり方を徹底解説

薬剤師は常に求人数が多く、仕事が見つかりやすいのが人気の秘訣です。

国家資格を取得して安定した収入が見込めるので一生モノのスキルといえます。

薬剤師の業務は、医師の処方せんに基づいた調剤が中心となりますが、人の健康に関わるため、専門知識だけでなく責任感も求められます。

ここからは、状況別に薬剤師のなり方を解説していきます。

社会人が薬剤師になるには?なり方を解説

社会人から薬剤師になるには、6年間の薬剤師養成課程を修了する必要があるため、働きながら大学へ通うのは難しいといえます。

薬学部の授業は毎日5コマなどの授業数があり、日中の授業に出席する必要があります。

そのため、仕事と並行して休みの日にスクールへ通うといったやり方は時間的に困難です。

4年制大学を卒業している方は、「社会人編入学試験」に合格すれば、他の学部でも3、4年次から編入可能です。

主婦が薬剤師になるには?なり方を解説

主婦が薬剤師になるには6年間大学へ通うために家族理解と強力が必要です。

大学に通いながら社会人として働くことはできず、学業と家庭のバランスを取ることが必要です。

主婦が薬剤師になるには経済的に学費を負担する余裕があり、6年間通う時間がある人は可能性があります。

専業主婦は時間があっても年間200万円の学費負担が壁になることが多いです。

主婦から薬剤師を目指す人のために奨学金制度もあるので利用を検討すると良いでしょう。

高校生が薬剤師になるには?なり方を解説

高校生が薬剤師になるには、まずは大学の薬学部で6年間の薬剤師養成課程を修了することを目指します。

大学を選択できる高校生は、薬剤師国家試験合格率の高い大学を選ぶことが大切です。

薬学部で学ぶことは、有機化学、生物化学、薬剤学など専門性の高い科目、調剤薬局での実習も行います。

高卒が薬剤師になるには?なり方を解説

最終学歴が高卒の場合は、残念ながら薬剤師としては働くことは不可です。

薬剤師の国家資格を取得するためには、大学の薬学部または薬科大学で6年間の薬剤師養成課程を修了していることが条件です。

高卒から薬剤師を目指すには、今からでも大学を目指して6年間の薬剤師養成課程を修了して、国家資格を取得することが必須となります。

薬剤師は大学で何を学ぶ?年次ごとに解説

大学ごとにカリキュラムは異なりますが、ここからは一般的な年次毎の勉強内容を見ていきましょう。

薬学部1年生

薬学部1年生で学ぶ内容は有機化学に生化学、物理化学などの基礎系の講義が中心です。

英語・ドイツ語などの語学、統計学や薬剤師の倫理観に関する講義を受けて前期後期に定期試験が行われます。

薬学部2年生

薬学部2年生では、通常の講義の他にも基礎系の実験として実習が増えます。

1年生よりも専門的な授業(漢方薬に対する生薬学、体の仕組みや形態など)が多くなります。

実験のレポート提出が必要になり、定期テストの単位も増えるため留年しないように要注意です。

薬学部3年生

薬学部3年生になると薬理学、薬物治療学など勉強内容がさらに専門的になります。

薬の作用機序や疾患に対して学ぶ講義や実習とレポート提出が増えます。

勉強内容も専門的な上に覚えることが増えるため、前期後期の試験を再試なしでクリアすることを目指しましょう。

薬学部4年生

薬学部4年生では、衛生環境や薬剤学、法規についての講義が行われ、臨床的な疾患について深く学びます。

実験でのレポート提出も続き、CBT対策やOSCE対策の講義や実技が増えていきます。

薬学部5年生

薬学部5年生になると、講義は少なくなり、病院と薬局の3ヶ月間ずつの実務実習が始まります。

卒業に向けて卒論の作成、国家試験対策に向けて自習する時間が増えます。

薬学部6年生

薬学部6年生は、卒論完成と国家試験対策に集中しなければなりません。

卒論発表の数ヶ月前には卒業論文を完成させて、早めに薬剤師国家試験に取り掛かる必要があります。

私立大学では毎年秋頃までに卒論発表を行うため、卒論を作成しながら国家試験対策を行います。

国立の薬学部では毎年冬過ぎまで研究があり、国家試験勉強に当てる時間を取るとのが難しくなるので要注意です。

なるべく早めに卒論を完成させると、国家試験対策の準備をすることで、合格に向けて準備期間を長く取ることができます。

薬剤師になるために必要な資格と難易度とは?

薬剤師になるためには、6年生の大学に進学して薬剤師国家試験に合格する必要があります。

平成30年2月に実施された「第103回薬剤師国家試験」の合格率は受験者全体で70.58%です。

第102回時は71.58%、第101回時は76.85%となっており、薬剤師国家試験の合格率は70%を超えています。

薬剤師国家試験の合格率は比較的高いとが言えますが、大学で不合格科目の数が多い場合や留年した場合は合格するとは難しくなるでしょう。

薬剤師になるためには時間がかかり、年間200万円程度の学費もかかるため、現実的がどうか検討することが大切です。

薬剤師になるための大学選びで押さえるべきポイント

薬剤師になるために、まずは大学の薬学部を卒業することが条件です。

薬剤師養成課程がある6年制の学科を選び、薬剤師国家試験合格率の高い大学をチェックしましょう。

薬学部のランキングを見ながら、前年の薬剤師国家試験の合格率が高い大学がおすすめです。

薬剤師になるには?なり方と大学まとめ

まずは、どんな状況下であっても薬剤師になるためには国家資格が必要となります。

薬剤師になるまでには時間や学費もかかり、試験合格まで覚えることも多いので大変な道のりです。

しかし、一度薬剤師免許を取得すると一生モノのスキルとして武器になるので見返りは大きいと言えます。

年齢に関わらず安定した収入を得られるのも薬剤師が選ばれている人気の理由といえます。

薬剤師になりたい方は、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

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2018年12月8日

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